電力システム 営業

2018年入社

電力設備を見守り
電力の安定供給を支える。

商学部商業学科卒業

発電所、変電所の設備をトラブルから守る

-今の仕事

私が所属する電力課は、三菱電機の電力部門や日立三菱水力の委嘱協力代理店として、お客様である電力会社様の水力発電所や変電所に設置されている発電機、変圧器、開閉機器といった電力設備の予防保全工事の提案や受注業務を担当しています。 電力関係の機器を扱っていますが、これらの機器の販売がメインではありません。電力設備の状況に応じた更新工事によって、お客様の設備のトラブルを未然に防ぐのが、私たちの本業です。世間的にはあまり脚光を浴びることはありませんが、暮らしやビジネスに欠かせない電力の安定供給を支える重要な仕事なのです。 適切な更新工事を提案するには、発電所、変電所ごとに異なるお客様の設備状況や投資計画を熟知していなくてはなりません。私たちの課では、各営業職が発電所、変電所を担当して、日頃からお客様に密着した活動を展開しながら、お客様の設備状況の情報収集を行なっています。 私は新人なのでまだ担当はありませんが、先輩社員の現地調査や打ち合わせに同行して、福島、新潟の山間地にある発電所や関東一円に広がる発電所、変電所を訪問しながら、それぞれの施設の状況を勉強しています。

先輩インタビュー

困難を乗り越えて長納期の特注品を納品

-仕事のやりがい

更新工事でお客様に納める設備機器は大半が特注品で、製造に何ヶ月もかかります。その期間を確保するために、数ヶ月前までにはお客様と契約しなければなりません。もちろんその前に見積を作って、お客様との価格交渉を済ませておく必要があります。その見積を作るためには、製品仕様を細部まで詰めておかなければなりません。どんどん逆算していくと、1年ぐらい前から営業活動をスタートしなければ間に合わないのです。
こういう長納期案件で難しいのはスケジュール管理ですね。製品の製造スケジュールや工事日程を管理する上では、工場や工事会社、お客様など沢山の人の予定を調整しなければなりません。その上で期日をきっちり守るというのが、私たち営業の重要な役目です。
見積も結構大変です。例えば変圧器1機を作るにも数多くの部品が必要で、それらをすべて見積もらなければなりませんし、人件費や工場内の調整費とかも計算しなければなりません。もちろん、ミスは許されません。
ただ、これらの苦労を全部クリアして、無事に予防保全工事が終わると、やったなという気持ちになります。億単位の大口案件も少なくないので、達成感も大きいですね。

先輩社員の営業スタイルに学ぶ

-影響を与えた先輩

うちの課は、課長のほかメインで動く先輩社員が3人だけの小さな部署です。皆さん優しくて、どの先輩もいろんなことを親切に教えてくれます。面白いなと思ったのは、それぞれの先輩が、自分なりの営業スタイルを持っていること。 例えば人間的な魅力でお客様と良好な関係を築いて仕事をうまく回していく方もいれば、営業でありながら技術を深く勉強して圧倒的な知識をベースにお客様の要望にお応えしていく方もいます。でも、どの先輩もお客様から信頼されているという点は、共通していますね。 重要なのは、自分の担当するお客様と深く長くお付き合いしていく中で、いかに信頼関係を作っていくかということ。私も、先輩方のいい所取りをしながら、早くお客様に信頼される営業になりたいと思っています。

先輩インタビュー

いつか大きな案件にチャレンジしたい

-将来の目標

いつか自分も億を超えるような大口案件を1人でそつなくこなせるような営業になりたい。これが今の目標です。まずは、基本的な技術知識をしっかり身につけて、お客様とも工場のエンジニアの方とも対等に話せるよう頑張っています。 職場としては、本当に働きやすい環境ですね。小さな会社なので部署を越えた交流も多く、とても雰囲気のいい会社です。私も後輩の模範になれるような先輩を目指していますので、ぜひ一緒に働きましょう。

1日のスケジュール

08:45 出社。メールチェック。
09:00 見積作成
10:00 出張準備(書類整理)
12:00 昼食
13:00 新幹線、レンタカーで移動
15:00 発電所到着。打ち合わせ
17:00 直帰
先輩インタビュー

会社のサッカー部に所属しています。関係会社のチームと月一回やっている交流試合で活躍しています。

先輩インタビュー