空調・冷熱システム 営業

2018年入社

女性営業が挑む
対物空調ビジネス。

キャリアデザイン学部キャリアデザイン学科卒業

携帯電話の基地局を故障から守る空調機器

-今の仕事

携帯基地局で使われる通信機器向けの空調機器の営業をしています。携帯基地局では、収容函と呼ばれるボックスの中に周囲の携帯電話とやりとりする通信機器が納められていますが、その通信機器を冷やすためのハイスペックな空調機器を三菱電機の関連会社から調達して、収容函メーカー様に納入しています。
基地局はビルの屋上など日光に晒される場所にありますし、稼働中の通信機器自体も熱を発します。雨風を防ぐために気密性が高い収容函の内部は大変な高温になるため、空調なしでは通信機器が故障する可能性もあります。一般的なエアコンのような人間相手ではなくてモノ相手の対物空調機器ですが、携帯電話の通話のためには欠かせない機器です。
お客様は函メーカー様で、私は先輩社員と一緒に1社を担当しています。新規の基地局が増えることはあまりないので、メインの仕事は既存の基地局の設備更改に伴う空調機器の受発注業務と取付工事の手配です。
まだまだ新人ですので客先に行くときも先輩についていくという感じですが、早く顔を覚えてもらえるよう、積極的に話に加わっています。

先輩インタビュー

この人なら信頼できると言われたい

-これからの目標

基地局設備の更改は、キャリア様側の計画に基づいて実施されます。年によって件数も大きく違いますし、私たちが営業努力してもその数がすぐに増えるわけでもないので、もどかしさはありますね。
ただ、その中でもいろいろ提案はしています。空調設備は長年使い続けるとトラブルが発生しやすいので、早めの更改をしていただくために更改によるランニングコストの削減効果を試算したりして、キャリア様に説明に行くこともあります。キャリア様にとっては基地局運用のトラブル予防に、函メーカー様にとっては更改案件の増加につながるというような、どちらにもメリットが有る提案ができればいいと思っています。
お客様先に行くと、やはり長年の信頼関係を感じますね。これも先輩方が更改作業や現場調査、仕入先との価格交渉といった地道な活動を通じて築いた絆だと思います。製品の強みも大切ですが、やはり商社は人と人が相対して成り立つビジネス。
私も、この人なら信頼できると言われるような関係を作っていきたいですね。

女性営業のお手本をめざす

-入社のポイント

営業は周囲の方々に対して自分から発信していける仕事だと思うんです。逆にいろいろな人の話も聞けるし、いろいろな人と関われる。だから、就職活動は最初から営業志望でした。業界としては社会インフラなど大きな仕事に携われるメーカーを目指していたのですが、そのときに出会ったのが当社だったのです。
メーカーではなく商社ですが、扱っている製品は似ているし、自分のやりたいこともできるかなと思って入社しました。
面接のときもとても話やすい雰囲気で、自分を飾らずにいられたというのも大きなポイントでした。その面接のときに聞かれたのが、「当社初の女性営業になりますけど、大丈夫ですか」という質問。女性営業がいないのならば、自分がそのお手本になれるように努力しようと思い、面接でもそのように答えました。男女関係なく、先輩方のように会社の力になれるよう勉強していこうと思っています。

先輩インタビュー

来たれ、女性営業

-職場の雰囲気

当社は優しい人が多いです。特に悩みとかもそんなにないのですけど「なんか悩んでない?」って声掛けてもらったり。人数も多くないので、部長や事業部長との距離が近くて話しやすいというのも特長です。
女性が働くための環境も整備されています。産休・育休も制度としてあるだけでなくて、実際に取得している社員がいます。子どもができたとしても仕事を続けたいと思っている私にとって、これは重要なポイントでしたね。
私が就職活動をしていたときは売り手市場と言われていたのですが、それでも就職活動は大変でした。乗り切るコツは他の人と比較したりしてあまり悩まないこと。私のように気軽に続けていく中で本当に良い会社に出会えたりします。まずはいろんな会社を見てしっかり吟味してください。1社だけに固執しないで視野を広げてほしいというのが先輩からのアドバイスです。
また、当社にも女性の営業の方が増えるといいなと思っています。ぜひ一緒に働きましょう。

1日のスケジュール

08:45 出社
09:00 部内朝礼。スケジュール確認
09:20 メールチェック
09:30 見積作成、手配伝票作成、上司チェック
12:00 昼食
13:00 資料整理
13:30 移動
15:00 客先(函メーカー)到着。情報収集、打ち合わせ
17:30 事務所に連絡。直帰
先輩インタビュー

音楽がすごく好きで、土日は、演奏会に向けて合唱やサックスの練習に勤しんでいます。